レトロなわたし

更年期からのくらし 今だからわかる悩み楽しみ

更年期障害への女性の意識から変えてみよう

もう、昭和じゃないから!!!

と思わず言ってみました。

 

17日に、厚生労働省から発表された、

更年期障害に対する意識調査。

50代の女性の38%、男性の14%が

更年期障害の可能性がある」と考えている。

というもの。

症状の自覚があるが、医療機関にかかる人は少ないとも。

更年期とは、

閉経を挟んで前後の5年、合わせて10年を

更年期と呼びます。

これはだいぶ認知されましたね。

更年期障害とは、

更年期に、女性ホルモンの減少による

様々な症状によって、日常生活に支障をきたす

事状態を言います。

 

しかし、お医者様で、

検査の結果どこも悪く無いので、

 

そうすると、更年期障害かも知れませんね。

 

とさらに考えて

治療や、お薬を検討してれる医療機関

まだまだ少ないようです。

このニュースを

ネットで読んでいて、

コメント欄にいくつかのコメントが

寄せられていました。

 

その中のある女性のコメントを見て、

なんだかモヤモヤしてきてしまって、、、。

 

「更年期の話って、

 なんだか恥ずかしくって

 人に言いずらい、、。」

恥ずかしいってなんですか!

今まで懸命に生きてきて、誰にも訪れる事。

長年生きてきたあかしです!

胸張ってください。

そして、治療したり、相談したりしましょう。

私なんぞ、生理痛もひどかったので、

体調を理解してもらうために、

息子たちが中学生だった頃から、

ちゃんと言って伝えてきましたよ。

 

ニュースのコメント欄の女性は、他にも、

「婦人科の待合室は

 妊婦さんばっかりで、

 浮いてしまう、、、」

そういう気持ち、わかりますよ。

これから命を生み出そうとしている

女性達の中に、ぽつんと座ってる気持ち。

自分が訴えようとしている不調なんて、

取るに足らないのかも。。。

と思えてきたなど。

 

しかーし!閉経しても、女性です。

当たり前です。

あなたの存在に、なんの変わりはありません!

胸張って病院に行きましょう。

健やかに人生を生きる権利があります。

 

以前、テレビの更年期特集のインタビューで、

40代前半位の女性が、

「なんかぁ、生理が無くなったら、

女じゃなくなったみたいで悲しいよね〜」

と答えていました。

なぜ女性が、同じ女性を

おとしめるような発言をしますか?

なんて貧相な発想なのでしょう。

 

昔の女性は、

この大変な更年期をどうやって過ごしていたのでしょうか?

私の周りは、田舎なので、確かに

「私たちは、それくらいのことで

いちいち休んだり寝込んだり出来なかったわよ。」

という昭和前半世代がたくさんおられます。

 

でも、それは、立派な事というより、

苦しい胸の内を公にすることのできない

女性の立場があったから。

そんなのは嫌です!

 

今でこそ、治療に関しては、

専門医や、民間療法、漢方医、あるいは、

スポーツやヨガなどの体操など、

さまざまな方法があります。

しかし、年配の男性の婦人科の先生方ですと

病気じゃ無い!といって、

あまり理解されず、帰されることも

薬局のお客様から聞くことがあります。

困りますよね。

だって、本当に苦しいのだから。

 

更年期の膀胱炎症状もそうです。

仕事ができなくなるほどの痛みで

〇内科の薬も効かない。

〇婦人科で内診して問題無し、漢方を処方してもらっても効かない。

泌尿器科で、尿検査、1週間培養までしてもらっても菌は出ないから薬は無し。

痛みに耐え続けて1か月が経とうとしたころ、

もう一度婦人科で、

「先生、私、女性ホルモンの減少が原因じゃないかと思うんです。」

と伝え、

きちんとお互いお話をした上で、

ホルモン補充治療を選択しました。

膀胱炎の様な痛みなので、膣剤は痛そうで怖くて

お腹の辺りにシールを貼るタイプの

メノエイドコンビパッチにしました。

貼って、3日と経たず、

痛みはほぼ治りました。

 

薬を推奨しているのではありません。

スポーツヨガ、お気に入りのアロマ音楽

整体、鍼灸、薬膳茶など、

お薬以外の方法もあります。

 

ですが、

いつまでも痛い、苦しい思いを抱えて

何年も生活するのが耐えられないのなら、

アクションを起こしましょう。

声に出して言いましょう。

 

ストレスもさほど無いにもかかわらず、

訳もなく落ち込んだり

突然襲ってくる絶望感などは

女性ホルモンの減少が原因の場合があり、

ホルモン補充治療をすれば落ち着く事もあるのに、

診療内科で抗うつ剤をもらったり、

抗うつ剤を否定しているのではけしてありません!)

加齢による不眠をうつと決めつけて、

眠剤を処方してもらい、

昼夜逆転してしてしまったり。

 

更年期の時の最初の対処を間違えると、

シニア世代になってからも苦労することに

なりかねません。

 

イライラしてしまうのは、

あなたのせいではありません。

あなたの性格の問題でもありません。

自分を責めないでください。

女性ホルモンの仕業なのですから。

 

イライラするのは、

精神的な心の問題でしょう??

って思うんですか?

いえいえ、

そんな形のないもののせいではありません。

人間が出来ていないからでしょう?

違います。そこの問題ではありません。

 

女性ホルモンが減少すると、

自律神経のバランスも崩れるので、

イライラしてしまうのですよー。

心が弱いなんて理由ではありません!

 

今回は、更年期のニュースを見て、

居ても立っても居られず、

思いのたけを書いてしまいました。

あまり整理された文章ではありませんが

お許しください。

 

更年期向けの漢方薬市販薬の記事の下書きがあるの

ですが、30回以上書き直してまだ完成できません。

市販薬とはいえ、文面に慎重にならざるを得なくて

長すぎてわかりにくくなってしまって。

もうちょっと考えて書き直します。

まずは、私たち女性の捉え方から

考え直しましょう!