空き家バンクで中古物件を購入しました。
空き家バンクの利用をご検討の方の参考になればと思います。
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- 空きやバンクで交渉中となっていても、そこであきらめず連絡してみる。
- 年明け早々、不動産屋さんからかかってきた電話にがく然!
- 交渉権獲得!
- 4か月後の引き渡し日、家主さんのなみだ
- 60歳からのメルカリ
- ひとつ知っていてほしいこと
空きやバンクで交渉中となっていても、そこであきらめず連絡してみる。
空き家バンクに掲載されているから、すんなり購入出来るとはかぎりません。
我が家も、購入が決まるまで二転三転しました。
田舎の空き家バンクは、大抵、
〇ホームページの管理→市や町。
〇物件の管理や交渉→地元の不動産屋さん。
ホームページで、気に入った物件を見つけても、内見をお願いしたり、持ち主さんとの仲介は記載されている不動産屋さんを相手にするのです。
東京でもそうでしたが、契約済み物件でも、交渉中、や、販売中と掲載されている事が多々あります。
でも、戦略ではなく、田舎の役場の人はわりとのんびりしてますので、「交渉中」と記載されていても、急いでページの記載を元に戻さないままだったりします。
すでに交渉決裂になっていることもあります。だから、諦めないで、問い合わせてください。
去年のクリスマス前でした。
以前の古い木造の家の建て付けの悪さにくわえ、家の寒さと、しょっちゅう凍って出なくなる水道にへきえきして、どこかに手ごろな家がないか探していました。
住友不動産の新築そっくりさん見学にも行って、リフォームも検討していました。
以前の家は、町の中心部で、立地が最高(駅2つ、スーパー2つ、病院、役場徒歩圏内)だったのですが、リフォームしても駐車場までは確保できません。
また、三方を家に囲まれ一方は通学路に面した道で、リフォームしても、採光と風通しは確保が望めませんでした。
すごく迷っていました。
空きやバンクはずっとチェックしていましたが、交渉中マークの物件はスルーしていました。
と、たまたま交渉中の物件をまとめたページを見て、くぎづけに!!!
築20年とはいえ、この住宅メーカーのこの物件がこの価格!!!
信じられん!!!もしかしたら、わけあり???
だんな様にみせると、おなじく感動。しかし尻込み。
交渉中だからねェ。。。
ムッとした私は、もう完全戦闘モードに近い感じで、いや、聞いてみるのはタダじゃ!と不動産屋さんに電話しちゃいました。
不動産屋さん
「あぁ、、、交渉中の物件なんでねぇ。。。一応家主さんに聞いてみますねえ。。。」
という乗り気でないお返事でしたが、、後日OKをいただきクリスマス前に内見させていただきました。
〇だれも住んでいなかったかのようなきれいな家の中。(のちに理由が分かる)
〇客間は旅館と同じにおい。
〇壁紙もきれい。(引っ越し前の家は前住人さんがヘビースモーカで、だんな様も吸うので壁や家具はまっ茶色でべとべとです)
〇台所は備え付けの大きな食器棚で、なによりシンクのたかさが高い!
築50年ともなる昔の人の平均身長に合わせてあるから、シンクや洗面台が低くて頭痛持ちだった頃はきつかったな。
まだ、家主さんの荷物や家具が置いたままなので全室は開けていただけませんでしたが、完全に引き付けられてしまいました。
内見の後、家主さんと不動産屋さんとのお話で、交渉中の相手の方はお知り合いだそうですが、ご夫婦の意見が合致していないそうで、我が家と交渉させてくださる。。。ということで、年が明けました。
年明け早々、不動産屋さんからかかってきた電話にがく然!
年明けの仕事始めすぐ、不動産屋さんから電話がかかってきました。
家主さんが、
「相手が知り合いの方なので、後々のことを考えると、やはり最初の方に売ります」
と連絡があったそうなんです。契約は2月頭に交わすそうです。
ここですごいのは、だんなさんはでん!と構えていいわいいわまた探せばいい、と!
ただ、この時、だんなさんが不動産屋さん経由で売主さんに伝えたことがありました。
「もし、契約が暗礁に乗り上げた時は、こちらはもう少し出させていただきますので、再度ご検討ください。引っ越しも急ぎませんので、冬前ぐらいまででしたらお待ちします。」
と。
だんな様はこういうところすごいんですよね。私だったら完全に落ち込んでクヨクヨ。
でも、考えてみると、だんな様は後厄、夫婦ともに大殺界なんですよね~~~。
だからこんなこともあるわなー。
だんな様に、後厄、夫婦ともに大殺界だから仕方ないねというと
私はそんなことは全く信じていない
そうです。数字しか信じないタイプ???さすが中小企業診断士バッサリ。
交渉権獲得!
2月のお相手の契約日まで、平常心で夫婦とも過ごしていました。
その間に、近所で広告に入った新築分譲も見に行ったりしていましたが、帯に短したすきに長し、駅から遠いのは論外ということでなかなか難しいです。
やがて契約日を過ぎても、空きやバンクには交渉中と記載されているので、次のアクション。不動産屋さんに「どうなりましたか?」と電話を入れました。
すると数日後、電話があり、家主さんが、希望の金額に退去は4か月先でということで、なんと、我が家に売ってくださる決心をしてくださいました。
う、う、うれしいっ!!!!!
聞けば、前のお相手の方は、
「2月中に引き払い、こちらが使える家具は置いていくように!」
と、条件を出したそうで、
家主さんは、
「そんな短い日にちで片付けはとても無理」
と、ご家族にも相談されたそうです。
「家を手放す気持ち」に寄り添ってもらえなかったようです。
というわけで、手付金100万円をお支払いし、売買契約を後日、不動産屋さんで交わしました。
4か月後の引き渡し日、家主さんのなみだ
4か月後、家主さん、不動産屋さん、司法書士さん、だんな様と私で、銀行の一室で残金の支払いと鍵の明け渡しをおこないました。
司法書士さんには、書類作成手数料約30万円。
不動産屋さんには、仲介手数料を約50万円。
後日、住宅取得税の請求が来ると思うので待ちます。(12月に、後日払い込み用紙を送りますというお知らせが来ました)
一通り書類を書き終わって、領収証を待っているとき、家主さんがホッとしたのか、なみだをためていらして、
「片付けが本当に大変だったけれど、最後の荷物を運び出すとき、なんだかさみしくなってしまって。。。」
と言われました。
我が家は転勤族で、私は賃貸で育ったので、家に対する執着や思いみたいなのは無いのですが、自分たちで家を建てたらこういう気持ちになるのね。
家主さん、品のいい、お人柄も良い方なんですよ。
大切に住まわせていただきます。
60歳からのメルカリ
引っ越しの片づけと同時に、前から、ずっとやってみたかった
メルカリを始めました!
物販目的ではなく、純粋に断捨離ですよ。
いや~~~SNSの知識がないってこんなに悔しいことかと!
ブログを書いていても、
プログラミングの知識ほしい!!!と何度思うことか。
60歳からのメルカリ。
四苦八苦しながらやってます。とにかく繰り返しです。
接客業一筋だったので、わりとコメントは失礼の無いように、わかりやすいように書けてると思うんだけどなぁ。
60歳過ぎても出来ますよ、迷っている人はぜひ!!!
ひとつ知っていてほしいこと
空きやバンクに掲載されている物件は、すでに交渉が成立していてから掲載されているものがあります。
空き家バンク経由なら、引っ越しや、住み始めた後の生活に直結した設備の修理などに補助金が出るからです。
交渉中の物件でも、我が家のように購入できるケースもありますが、もともと不可能な物件もありますので、
どうか、お気を落とさないように、根気よく探してみてくださいね!!!