今週のお題 デスクまわり
子供が二人とも大学生となり、
一人暮らしを始めた時、勉強机は持っては行かなかった。
たいそう良い勉強机を、だんな様の
両親に買ってもらったので、
もったいないから私が使わせてもらっていた。
就職が決まって、そのまま一人暮らしを
することになり、二人とも
実家にある勉強机はもう使わない、、、
と宣言した。
もったいないが、狭い我が家、
誰かに勉強机は使ってもらおう!
と決めた。
私は転勤で越して来てから、すぐ働きだしたので
友達もそれほどおらず、
ましてや小さいお子さんのいるご家庭の知り合いがない。
メルカリも考えたが、子供が天板に文字を彫っちゃってあるから
クレームが怖いし、送料も高いよね。
半年迷ってお別れしました。
サステナブルじゃないね。
ほんとうに申し訳ないです。
木にも、作ってくれた人にも。
小学生の頃、
次男の机の引き出しには、よくお菓子の空き袋が入っていた。
お兄ちゃんはほとんどお菓子は食べないので、
同じように買ってあっても、
いつまでも手付かずだった。
それを次男がちゃっかり食べちゃうのだ。
次男あるある?
でもお兄ちゃんは怒ったことがない。
そんなわけで、お兄ちゃんには虫歯が無いのだが、
次男には虫歯がありあり。
おっとりしていて、優しい長男、
ちゃっかりしていてお調子者の次男。
お兄ちゃんが親に叱られる様をつぶさに観察し、
自分はするりとかわしてみせる、さすが次男!
しかし、うまくごまかしたつもりでも、
母ちゃんにはバレバレなのだ。
そして次男は
お兄ちゃんにライバル心ありありだ。
全然顔も似てないし
性格も全然違う。
お互いにひとり暮らしだから、
普段は全然関心が無さそうにしているが、
どちらかが、まいっているときは、
親の知らぬ間に、
電話したり、会ったりしていたようで、
こっちが泣けそうになる。
この机がすり減るほど勉強した、、、
なんて歴史はみじんもないのだが、、
屈託のない、かわいかった子供時代に
この机と共に別れを告げよう。
バイバイ勉強机
そしてありがとう