レトロなわたし

更年期からのくらし 今だからわかる悩み楽しみ

初めての一戸建てリフォーム見学会

新築そっくりさん一戸建てリフォームの見学会に

初めて、行ってみました。

老後、死ぬまでの住みかを

どうするか?

我が家の問題です。

 

現在、中古で購入した、

築50近くになる木造の一軒家住まいです。

 

プランは4つ

1.このままここに住み続け、家を完全リフォームする

2.最低限のリフォームだけして、

 残ったお金で、体が動くうちは、

 ウィークリーマンションを時々借りて、

 東京の友人達や文化交流をして

 年老いて動けなくなったらここに落ち着く。

3.東京、東京近郊に中古マンションを購入する。

 東京は、一軒家だと中古でも「駅近か」は無理。

4.同じ町内で、中古一戸建てがあれば購入する。

 

以前から、

断熱材が入っていない木造の隙間だらけの家で

とにかく、寒くて寒くて耐えられない冬を

過ごしてきました。

だんな様も、だいぶ老化が進み、

寒さを訴えることが増えてきました。

 

そのほかに困ったなあと思うこと。

○台所の床も抜けそう。

○傾いて開けられない窓。

○台所は、住む前からの油とタバコのヤニで

 真っ暗。カビは無し。

○窓が多すぎて、明るいけど壁の強度が弱い。

○ちょうど○○○が、入らない、、、という

 すきまや出っ張り。

○私の身長にとって、低い流し台。これ、

 肩こり、頭痛がひどいときは、すごくしんどい。

○だんな様の寝室と、居間、台所がひと続き

 なので、だんな様が寝ている間は何も出来ない。

○2階のベランダに布団や洗濯物を干しに出る際、

 窓が低いとわかっているのに頭を強打する。

○家の三方が囲まれ、正面は道路なので、

 四方とも窓を開けると家の中が丸見え。

 せっかく南向きの家なのになあ〜。

○お隣さんのプロパンガスボンベを

   取り替えに来た業者さんが、

   我が家の玄関のタイルの上に

 ボンベをトラックからから下ろすので、

 タイルが割れ続けてていた。

○猛吹雪の日は、軒下から雪が吹き込み

    雨漏りする、豪雨時も雨漏りする。

 

いつ家を修理するかなぁ。。。

がもっぱらの食卓の話題です。

 

とにかくどんなに工夫しても、

どうにもならないほどの寒さです。

残りの人生は、老後なわけので、

老体にしんどく無い家が目的です。

 

子供達は田舎へは帰らないと言っているので

子供達に残すための家としては考えていません。

私達夫婦ともお墓に入ったら、

とっとと売ってもらって結構です。

貸すなり、壊すなりご自由にどうぞです。

 

空き家で残しておくと、

固定資産税だけで無く、地元地区に

毎年お金をはらうんですよ〜。

4,000円だったかな?

 

ご近所さんで、お子さんのいらっしゃらない

ご夫婦が数年前に亡くなられ、

立派な家が残っているのですが、

姪っ子さんに、生前、「あげる」といっても

要らないと言われたそうです。

植木が見事なので、時々職人さんが剪定に

入っていますが、お金を残されていなければ

姪っ子さんの持ち出しになるのか、、、

などと考えたりして、

だんな様のお義姉さんも独身家持ちなので、

よそのお家のこと、、、

などと言ってはいられません。

 

おしゃれで?新築で?

などにはみじんも興味無いのですが、

日当たりと寒さ対策は外したくない、

とにかく家の中にいて寒いのは

身体がもたないです。

 

ですが、もう一つ悩みどころが。

寝室を2階にするのが?1階にするのか?です。

どちらかが要支援や要介護になった時、

2階ですと降りてくるのが大変です。

かと言って、1階にすると、起こしてしまうので

寝ている時は家事や作業ができません。

(あ、いやこの書き方だとだんな様が先に

ボケる設定だな。ごめんなさーい!)

 

真剣に考えると、色々出てくるんですね。

ちゃんと考えなくては。

 

そんな折、

だんな様が、地元の空き家販売サイトで、

近所に2000万円の築16年の中古一戸建てを

見つけました。

ちょっと駅までは遠いかな、、、

 

でも、なぜかその夜は

夫婦の機嫌が共に良かったので、(笑)

外観だけ見に行ってみました。

 

人間とは愚かなもので、

基本持ち家に執着がない私も、

急に良いなあ〜と思ってしまいました。

 

住宅展示場にひやかしに行って、

実際見たら、欲しくなっちゃって

頭金も無く、

大丈夫ですよー の悪魔のささやきに乗っかって

その場で契約しちゃう、、、

と言うパターンだねこりゃ、と、

だんな様と大笑い。

 

いかんいかん。

冷静になれ!

 

それからふと

私達夫婦は、

家を建てた事が無い!

と気づきました。

 

なので、これからは、

直ぐにはリフォームしませんが、

今から勉強しよう!!と夫婦で決めました。

 

というわけで、

たまたま近くで開催していた

住友不動産

新築そっくりさん見学会

に行ったわけです。

 

とにかく初めてだらけ。

 

まずはネットで予約。

 

担当者さんから

お待ちしておりますの返信メール。

 

当日。

家主さんご家族が居るものと思い、

菓子折りを買ってから現地へ。

ご家族はいらっしゃいませんでした。

でも、菓子折りは置いてきました。

菓子折り持参の是非はありますが、

まあ、われわれ世代的にも、田舎的にもですね。

 

入り口の外で、

住所、氏名、年齢、今の家の広さ

などを記入しました。

まあ、これは、今後の営業に必要ですよね。

 

白い綿の手袋をはめました。

あと、よくホテルにある様な

ペタンコの白いスリッパをはきます。

 

玄関周りの直したところの説明を受けて

中へ。

玄関に、網戸がついていて、

いいですねえ〜!

 

谷あいの町は、夏場、

部屋の向きによっては、

山から吹きおろす風で、充分涼しいのです。

エアコンのついていないお家は、

周りでも案外多いんですよ。

我が家も、もと子供部屋以外は

エアコンつけていません。

 

しかし、玄関に網戸が無く、

開けたままですと、虫やカエルが侵入します。

 

玄関の網戸、エコです!

 

ひと部屋ずつ説明を受けて、

居間で、もう少し細かいお話をしました。



我が家は直ぐにリフォームの予定はないけれど、

勉強のために来た旨はお話ししました。

 

住友不動産の新築そっくりさんでは、

住んだままのリフォームも出来る場合があるそうで

その場合は、部屋の荷物は

段ボールに詰めたら、

全部預かってくれるそうです。

 

ただ、住みながらですと、

職人さんの出入り、工事の音など

それなりのストレスはあるそうですが、

仮の住まいが設定出来ない時は、

そう言う方法もあるそうです。

 

我が家は、壁、屋根、床下に、

断熱材が入っていないので、

全面リフォームと決めつけていましたが、

聞いてみると、

 

必要な場所だけにするとか、

断熱材を全部入れるとなると大ががりなので、

主に使う部屋だけ床暖房にする、

という方法もあるそうです。

なるほど。

 

見学したおうちは、

全部二重窓でした。

だんな様の実家が二重窓にしましたが、

あんまり変わらない

と言っていました。

えーそうなのーーーーー?

 

棟梁さんは、

住友不動産おかかえの方だそうです。

 

完成後は、

利害関係の無い検査士さんと、

棟梁さんと、住友不動産さんとで

チェックをして、

引き渡し後も

期間をあけて、

数回チェックが行われるそうです。

 

一般的に、工期はどれくらいなのか?

なども聞いてみました。

 

リフォームするかしないかは別で、

無料で見積もりをしてくれるそうです。

 

「一度家の周りと、床下を見せてもらって

   奥様のご希望を聞かせていただけば、

   だいだい見積もりが出ますよ。」

 

という事です。

しかし!

 

床下を見るには、

入居時からハウスクリーニングもしてない

1番崩壊している台所の床下収納から入るしか

無いじゃないの!

 

「片付けるので、

   1ヶ月かかります。」

と笑いながら伝えると、

 

「いや、いや、

   そのままが大事なんです。

   使いづらい箇所が、よくわかるからです!

   そのままでどうぞ!」

だそうです。

まあ、一理ありますね!

 

もう一つの方法で、

「畳の部屋の床板を60センチくらい

   切り取らせていただければ

   大丈夫です!」

とのこと。

 

それでもいいかな。

 

今すぐにリフォームを進める予定はないけれど、

全く知識が無いので、

これから夫婦で勉強します。

 

でもずっとここに住むかはわかりません。

素晴らしい立地にも関わらず、

私が、ここを離れたい理由があるからです。

 

田舎だからという理由ではありません。

私のメンタルを崩壊させるものが

すぐ近くにあるからです。

それが何か言えなくてすみません。

住みません。なんちゃって。

 

ところが、コンビニでみつけた、

「60歳を過ぎたら絶対やってはいけないこと」

と言う雑誌。

 

表紙には、

家を建てたり、マンションを買ってはいけない

と見出しが!

実は、最近、このフレーズよく見かけます。

あと10年後、20年後の日本を考えると、

わかる気もする、、、。

買わないという選択もあるが、

家の中の寒さには夫婦とも老体が持たないです。

 

さあ、

残りの人生をどこで過ごすか、

夫婦で話し合ってていきましょうかね。