レトロなわたし

更年期からのくらし 今だからわかる悩み楽しみ

老後、田舎へ移住を考えている人へ。虫の季節到来!

定年を迎え、老後、田舎へ移住を考えているご夫婦へ。

 

勤務先の店の軒先に、ツバメが今年もやって来ました!

一年でいちばんいい季節、5月。

しかしそれは、、、

恐怖の始まりです!

あなたは、は好きですか?

 

老後、都市部ではない田舎に、

古い木造一軒家を購入して

移住を考えるなら、

虫の襲来は覚悟しましょう。

 

特に、お安いからと、築年数の経った

木造の一軒家を購入された場合などは

心配です。

 

田舎には、家にこんな生き物が出る!

アリ、ダニ、ゲジゲジ、クモ、ハチ、羽アリ、

カメムシマイマイガ、カゲロウ、カエル、ネズミ

 

アリ

築年数の経った木造一軒家を購入したのなら、

あらゆる隙間をチェックしてください。

1センチ未満の隙間からでも、アリたちは家の中に侵入して来ます。

 

もし、家の中に何匹もアリを見つけたら、

目で追って、どこから来ているかを見つけ、

いち早く塞ぎましょう。

 

家の中ですから、

薬剤をぶん撒くより、

ティシュでいいから塞いでしまいましょう。

 

我が家は台所流しの下の収納の中。

排水溝からのホースが床下に入っていく穴の

すきまから入って来ました。

 

古い木造の家は、

押し入れの中、シンク下、戸袋、

外に面したサッシの上下、あちこちをチェックして下さいね。

 

ただ、隙間は後からなんとか塞いだり出来ますが、

シロアリだけはぱっと見わからない。

もし、柱に、ポツポツと丸い穴が空いていたら

購入をよーく検討して下さいね。

 

○専門業者に調べてもらうのか、

○購入後、お金をかけて直すのか、

○気にしないのか、

よくご検討ください。

 

なにせ、田舎の業者さんは、

人が良いのですが、詰めが甘いことが多いです。

 

なぜなら、地元民相手ですと、

まあまあまあで、

後から修正でも許されるケースが多い。

競争相手も少ないので、緊張感がありません。

 

東京と違い、

生き残りをかけて死に物狂いで商売しなくても

大丈夫だからです。

 

しかし、そこが、逆に、

田舎の良い所なのかもしれません。

 

ダニ

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購入した家が古い木造の建物の場合、

畳が古いと、ダニが湧くことがあります。

我が家も引っ越しの際、畳を新しくしました。

 

古い畳をそのまま使うのなら、

表面がポロポロしてきて服についたりするので

入居前に畳を新しくするか否か

予算の検討をしてくださいね。

 

ゲジゲジ

ゲジゲジが家に出た時は、未知との遭遇でした。

生まれて初めて見ました。

 

ムカデより柔らかそうで、脚が長〜い。

クネクネ、ユラユラしながら

目の前を横切って行った時、

こやつが家のあちこちに潜んでいるのか?!

と眠れませんでした。

 

手で捕まえて、外に逃そうと思いましたが、

逃げ足が早く、ギュッと握ったら潰れるよなーー

と思い、キンチョールをかけたら、

もだえながら、どんどん脚が抜けていく様を見て

すごく申し訳ない事をしたと思ってしまいました。

 

住み始めた数年は1年に2回ぐらい出ましたが、

その後パッタリ。

 

そもそも、

虫が平気な人や、虫も生き物!という考えをお持ちの方なら、

なんの問題もないことですね。

すみません。

 

クモ

5月位ならまだそんなにひどくはありませんが、

ベランダの竿掛けのあちこちに、クモが巣を張ります。

広範囲に竿まで貼ってしまうので

洗濯物を干す時は

たいてい頭や顔にまとわりつきます。

老眼で見えにくいし。

 

クモの巣って、もんのすごい丈夫って

知ってますか?

簡単には切れないし、伸縮がすごい。

クモを退治しない様に、巣だけ始末しても

あっという間にまた作ります。

 

勤め先の店では、

クモの季節になると、

毎日開店前、クモの巣採りがワークに入ります。

 

たかーい場所を軒下沿いにずーっと

クモの巣採り用のほうきで絡ませて取るのです。

これが私にとっては難儀なこと。

 

クモの巣に捕らえられた、虫や蛾やユスリカ

が散って落ちてきて、

髪の毛についたり、首、手首足首が痒くなってしまいます。

鱗粉のせいかなあ。

 

ハチ、羽アリ、カメムシ

この3組は、洗濯物の大敵です。

ハチは刺します。

でも、ミツバチなら手で払ったりしなければ

めったに刺しません。

羽アリは噛みます。

カメムシは刺激するとキョーレツに臭い匂いを放ちます。

洗濯物を取り入れる時には気をつけてください。

洗濯物に留まっているのに気付かずに

刺激して刺されたり、カメムシの臭い匂いをおみまいされます。

カメムシの匂いは、ワンちゃんもめげるほど臭いです。

 

そして、もっと危ないのは、

取り込んだ洗濯物の内側に潜んでいるのに気付かずに、

洋服を着た時に刺されたり、噛まれたりすること。

けっこう痛いです。

 

ハチは、何度も刺されると、

アナフィラキシーショックを起こすので

1回でも刺されない様に気をつけましょう。

 

また、ハチがやけに飛んでいるなあ?、、、

と思ったら、ハチの巣が、家のどこかにあるかもしれません。

早急に見つけて、駆除しましょう。

スズメバチクマバチ業者さんにお願いしましょう。

 

マイマイガ

孵化した幼虫には毒毛が、サナギ前の毛虫の時は

その毒毛刺さります。

 

殺虫剤をかけると、勢いで飛んでしまい、

洗濯物についたり、毒毛が刺さり

赤く腫れたりしますので、気をつけてください。

 

だいぶ大きくなった毛虫は、

なんと、殺虫剤が効かないので、

箸で摘んでとれ!と言うのですが、

高いところは無理てすーーーー。

 

何年かにいっぺん、大量発生するので、

もし、卵を見つけたら駆除します。

 

外壁などにあり、

綿毛の塊のような中に卵があるのですが、

綿毛が舞って吸い込むと体に良く無いので

マスクをしてペットボトルを切って、中にこそげ落とすようにして、駆除します。

 

卵は潰すか、焼かないとダメらしいのですが

焚き火禁止なので、足でゴリゴリ潰すしか無い。

嫌だなあ〜。

 

カゲロウ

川の上に渡る橋の上に大量に夏場発生する

カゲロウ

うっかり窓を開けていると車内に入って来ます。

車のフロントガラスに張り付きます。

 

川の近くの物件を検討されている方へ。

よく、都会でも、川べりのマンションは、4階以上でないと蚊がすごいよ!

と言われますが、

 

田舎でも、川沿い、橋が近くにあると、

夏はカゲロウの襲来を受けますので

考慮してくださいね。

 

勤め先の店は、

店舗のドアに隙間があるので、

開店前に、店内に入り込んだカゲロウや蛾の死骸を

片付けないといけません。

 

カゲロウは羽が軽くてほうきの風で舞ってしまい

手ごわいんですよ!

 

そのほかに、

家庭菜園でいただいた白菜から、

ビッグサイズのナメクジがあちこち

台所を這っていたこともありました。

 

そして、、、

虫ではありませんが、

ネズミカエルもでます。

我が家には、ネズミは出たことはありませんが。

 

カエルの侵入は3回ありました。

カエル、、、世の中で1番ぐらいに苦手です。

 

1回目は、夏、カーペットをゴザに変えようと

カーペットをまくったときに、

両手両脚を伸ばした状態で干からびた

カエルのミイラが出てきました。

住人が踏みつぶしたってことてすよね。

かわいそうに。

 

もう、おぞましくて、なぜ?と想像出来ません。

 

2回目は生きてる状態。

流しにいて、飛び跳ねるーーーー

ムリムリムリ。絶対さわれない。

逃げ足早い。

 

タッパーで蓋をして、そのまま窓まで移動。

窓を開けてタッパーごと外へ落としました。

 

外に回って見に行くと、流しに繋がる水道管の隙間が、

1センチほど空いていたので、

パテできっちり塞ぎました。

やはり、すき間は危ないです!

 

3回目は、

道に面した南向きのサッシ。

網戸を張り替えようと思ったら、

サッシの下のレールの隙間に、

きちんと脚を曲げて座ったままの

カエルのミイラがいました。

 

隙間から入ったものの、抜け出せなくなって

干からびてしまったのかと思います。

 

気の毒だとは思いますが、

どこからでも侵入してくると思うと、

田んぼに水が入ってからは、

玄関やサッシやベランダは秒で閉めるようにしています。

 

田んぼ脇の道路には

夜、車に轢かれたカエルだらけです。

 

勤務先のドラッグストアのお客様は、

この時期圧倒的にアリ駆除商品を買っていかれるのですが、

極寒の真冬以外では、

ねずみ取りを購入される年配の方が多いです。

 

同じ街でも、奥の方の集落にお住まいの方が

多いようです。あるいは街中でも古い木造のお家の方々です。

 

ネズミが屋根裏に居ると、

夜中、ト、ト、ト、ト、と歩く音が聞こえる。

台所の食品も食べられているそうです。 

お年寄りは野菜や残ったお惣菜を

冷蔵庫や棚の中にしまわず、

出している方が多いですね。

 

高齢になると、

家の修理を自分でするのは

だんだん大変になってきます。

私だってそう!

 

田舎に住むなら、

5段の脚立やハシゴは必需品ですよ!

 

老後の引っ越しは、

自分達であちこち直そうと思っても、

奥の集落の家を買ったなら

 

業者さんや、職人さん、

木材の運送販路、

冬場は雪で出来ないなど

様々ありますのでお気をつけ下さい。

 

まとめとして。

虫も生き物、命あるものです。

しかし、中には、

刺されたり噛まれたりすることもあります。

 

お子さんがいれば、

興味津々で楽しいことと思います。

田んぼに水が入れば、

その日の夜からカエルの大合唱。

それは季節を知らせる風物詩。

 

我慢の冬が終わり、春になると風の香りが変わります、

空気の色も違いますよ。

 

そしてお盆が終わると途端に夕方寒くなり、

吹く風が秋に変わり、香りが変わります。

 

それは風の香りではなく植物の変化の香りでしょうか?

 

心から自然を楽しみ、

虫を拒まず、

不便をいとわず、

体の丈夫な方々なら

田舎暮らしも楽しいものとなるかもしれません。